四季猫の森 どうぶつ村ストーリーと独り言

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zoom RSS 『小さなお気に入り』

<<   作成日時 : 2005/06/01 23:19   >>

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小さな女の子が居ました。 その女の子は雨上がりの日に出来る水溜まりが大好きでした。

ある日のことです。
前の晩に降った雨で出来た水溜まりが朝の日差しの中で空を写してキラキラしていました。
女の子が「きれ〜い♪」と言いながら水溜まりを覗き込むと、白くて小さな何かが浮かんでいました。
よく見るとそれはフワフワとした綿飴のようにも見えます。
女の子はその白いフワフワを触ろうとして手を伸ばしました。
するとどうでしょう、白いフワフワはまるで女の子の手から逃げるように水の上をツーッと
動きました。
「あれっ?」女の子はもう一度手を伸ばしました。
白いフワフワはまた逃げ出すようにツーッと動きました。
仕方がないので女の子はじっと見るだけにしました。
あまりにも長いこと見つめているうちに女の子は眠くなってしまいました。
女の子が大きな欠伸を一つして空を見上げると、女の子の目に真っ青な空とそこに浮かぶ
白いフワフワな雲が飛び込んで来ました。
「あーっ!水溜まりのフワフワとおんなじだあ!」
女の子がその発見が嬉しくて水溜まりの白いフワフワに「あなたはお空の雲さんなのね♪」と
話かけると、さっきまで逃げるように動いていた白いフワフワが女の子の声に答えるように
近付いてきました。
女の子は大急ぎで家から大きなカップを持ってくると、水溜まりの雲をそっとすくいあげました。
女の子は持ち帰ったカップを机の上に置いて、雲が泳ぐのをいつまでもいつまでも眺めていました。

小さな女の子も今ではすっかりお姉さんです。 あの日に水溜まりですくった小さな雲は、
今でも机の上のカップの中をツーッと泳いでいます(*^.^*)

おしまい。

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コメント(1件)

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私も、水の上を泳ぐ雲をツンツンしてみたいなぁ。
クリームあんみつ
2005/08/06 12:01

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